日東電工、ノルウェーのスタットクラフト社と浸透膜発電の共同技術開発契約を締結

[ 2011/06/24 ]

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日東電工株式会社と100%子会社の米国Hydranauticsは、ノルウェー国営の大手電力会社スタットクラフト社と、浸透膜発電のパイロット機を2015年に稼働させることを目指し、新規浸透膜発電の共同技術開発を締結した。なお、浸透膜による発電は世界初となる。

浸透膜発電イメージ

Image from 日東電工株式会社

再生可能エネルギーの分野で世界をリードするスタットクラフト社と、膜処理技術で世界トップレベルの技術を有する日東電工グループの提携により、天候に左右されることなく、クリーンで環境負荷の少ない次世代の再生可能エネルギーを作り出せる浸透膜発電の実用化を目指す。

浸透膜発電とは、濃度差がある溶液を半透膜で仕切った際に生じる浸透現象から得られるエネルギーを利用する新しいタイプの発電方式である。この共同技術開発では、海水と淡水の濃度の差を利用し、正浸透膜を通して得られた海水側の圧力でタービンを回転させ発電する。高効率の発電を行うためには、いかに正浸透膜の透水性を高めるかが重要となる。現在、脱塩用途に一般的に用いられる逆浸透膜では、透水性が低く浸透膜発電の効率を高める事ができないため、新たに浸透膜発電に必要な高い透水性を有する正浸透膜を開発することになった。

浸透膜発電を行うためには、濃度差の大きい水源の安定的な確保が必要となり、ノルウェーをはじめ、海水と河川が交わる河口付近や海に囲まれ大きな河川を有する日本など、世界で30ヶ所以上が候補地として期待されている。

浸透膜発電の特長としては、次のことがあげられる。

・有害物質やCO2を排出せず、環境負荷が少ない再生可能エネルギー

・天候、日照時間、昼夜を問わず安定供給することが可能


・設置面積が小さく、広大な土地を必要としない

今回日本で発生した福島の原発事故を機に、さまざまな代替エネルギーへの模索が行われているが、中でもこの浸透膜発電はもっとも環境にやさしい発電方式ではないだろうか。

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